<9/17 FX戦略>豪ドルに注目!
引き続き中国リスクに警戒が必要です。
原油など資源価格が上昇傾向です。
こうなると資源国通貨である豪ドルは上昇してもおかしくないですが、
豪ドルは中国関連通貨として中国の動向に一番左右されやすい通貨だと考えています。
ですので、今、豪ドルはトレンドとしては下落傾向と考えています。
理由は昨日のブログでお伝えした通り、中国の不動産バブル崩壊リスクがくすぶっているからです。
<9月16日ブログ記事 ”中国恒大集団が9月20日期限の利払い履行不能の見込みと主要銀行に通知”>
中国恒大集団(China Ever Grande)は、中国第2位の不動産会社であり、創業者は中国第3位の大金持ちです。
そして金融機関からお金を借りまくって、不動産投資を繰り返してきましたので、
債務残高は3000億ドル(約33兆円)と巨額です。
そして、習近平氏は、これまでの鄧小平路線を修正し、金持ちはお金を還元するよう圧力を掛けています。
私も中国に住んでいたことがありますが、中国の金持ちは日本とは桁が違うと感じました。
こうした桁違いの大金持ちのなかの金持ちであるアリババなど大手のIT企業に対して、圧力というより半強制的に利益を拠出させています。
2008年9月15日はリーマン・ブラザーズは破綻した日です。9月は株価が暴落することが多い月です。
今はポジションは減らして身構えるほうが良いと思います。
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