<FX戦略>米ドル/円上昇!?
先週、9月22日~23日にFOMC(米連邦公開市場委員会)が開催されました。
そのFOMCでテーパリングに関して、11月に開始する可能性が出てきました。
仮に11月からテーパリングが開始されると、2022年半ばにテーパリングが終了することになりそうです。
ただ、テーパリングについては、今に始まったことではなく、市場はほぼ織り込んでいると思います。
今回のFOMCで注目するところは、ドットチャートに関しては、利上げ観測が前倒しになったことです。
米ドル円は、FOMCの前は米ドル/円は数か月の間、108.50~110.80円の間を行ったり来たりしていました。
それが、これから動き出しそうです。
アメリカの金利も上がり始めています。
これまで1.38%を上に抜けなかったのですが、いきなり1.5%まで来ています。
それに呼応したかのように、ドル/円も一気に110円を突破しています。
下記のチャートは10年債の日足です。

米長期金利は1.12%でボトムをつけ、その後は行ったり来たりを繰り返していましたが、1.38%を抜けて完全に上昇相場になっていると思います。
今後、FRBは利上げをしていくことから、米長期金利は長期的には上昇していく可能性が高いです。
米ドル/円は、米長期金利との相関性が高いですので、今後上昇しやすい状況です。
昨日のブログでも書きましたが、円安要因として高市氏が首相になることになった場合のことも考えたいです。
米ドル円は110.1円あたりで買いたいので、押し目買い戦略です。
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