<9/30 FX戦略> ドル円は120.224円を超えるか?!
自民党総裁選挙が終わりました。
個人的には河野氏を応援しつつも、高市氏でもいいかなと思っていましたが、結局は無難な岸田氏でしたね。
為替の材料的にはこれまでブログで指摘してきた高市早苗総裁になると円安方向というのは崩れました。
「自民党総裁選」については、1回目の投票で決着がつかず決選投票となるのが確実な情勢、と報道されており、かなりの混戦を見込んでいました。
1回目の投票では、河野氏が国会議員票3位に沈むなど大波乱の幕開けとなりました。
結果的には派閥の力というのか変化しない、変化できない日本の旧来の政治体制が継続されることになりました。
ご存じの通り、最終的には決選投票で岸田氏が勝利をおさめ、新総裁に決定しています。
一方で、米国で「債務上限」問題が浮上しているようです。
上院共和党が債務上限を2022年末まで適用停止とする法案の採決を阻止するなか、米財務長官からは「10月18日までに上限に達する公算が大きい」との発言がありました。
そのため、9月28日のアメリカ株式市場は大きく値下がりし、その影響を受けて日本の株式市場も大きく値下がりしています。
また、為替の方はアメリカ長期金利上昇の影響を受けて米ドルが上昇しています。
下記のチャートはUSD/JPYの週足です。

2020年2月16日の112.224円を超えるようだと円安が続く可能性が高いと思います。
112.224を超えられないようだと、反落する可能性が高まります。
この数日のドル円の動向に注目です。
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