<10/7 FX戦略> 原油価格高騰
日本でもガソリン価格が上昇しています。
でも、アメリカのガソリン価格は今年に入って40%以上高騰しているんです。
それはインフレの影響が大きいですが、原油価格に関してもOPECが予定されていた増産への期待を裏切り、原油価格は2か月以内で20%程度上昇しています。
米国は原油の輸出国となりましたが、OPECの動きを止められないため、原油の急騰を止められない状況です。
下記はCrude Oil WTIのチャートです。
直近で77.91ドル・バレルに急騰しています!

こうした状況で、資源国通貨のCADやAUDは上昇しています。
特に豪ドルは主要通貨に対し軒並み上昇しています。
豪ドルは何かのきっかけで現在の8万枚以上のIMMポジション売りが巻き戻ると見ています。
そろそろ豪ドルのLONGポジションを取りたいですが、中国リスクがくすぶっていることが、豪ドルを買えことに躊躇している理由です。
一方でアメリカの株式市場は今後、インフレ高止まりへの警戒が再燃し更に下落することを予想しています。
先日、AmazonやFacebookなどのテクノロジー株が急落していましたが、GAFAM神話が崩れると世界的に株価調整の動きがありそうです。
FX戦略としては、米ドルは長期債の上昇に伴い強くなると思いますので、USDをEUROに対してLONGにするタイミングを見計らっているところです。
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