<10/11 FX戦略>ドル円112.224超え!?
先週末に発表されたアメリカの9月雇用統計は、19.4万人と予想50.0万人を大幅に下回りました。
米雇用統計が予想を下回った影響で、10月8日のNYダウは、-8ドル安と小幅反落となりました。
ナスダックも74.48ポイント(-0.51%安)と下がりました。
それにしても原油価格がかなり上がっていますねー。
一時、原油価格が80ドル台へ乗せたことで、エネルギー関連銘柄は買われていますが、世界的に原料価格高騰によるコスト増やインフレ懸念が台頭していきそうです。
アメリカの雇用統計は予想外の悪い結果だったものの、ドル円は112円の節目を越えると、年初来高値更新となる112.25円まで上昇しています。

9月30日のFXブログでも書いていますが、ドル円が2020年2月16日の112.224円を超えるようだと円安が続く可能性が高いと思います。
逆に本日のドル円が112.224を超えられないようだと、反落する可能性が高まります。
一方で、米10年債利回りは1.612%へ上昇しました。このまま10年債利回りが上昇するようだとドル買いが継続すると思います。

それから、下記はシカゴIMM通貨先物(円)のポジション状況です。
IMM通貨先物ポジションは、円ショートが減少し円高圧力となっています。
ドル円は122.224を明確に超えられないと円高進行を懸念する必要が出てきます。
本日のFX戦略としては、ドル円がさらに円安が進むのかとアメリカ長期金利の行方を注視たいと思います。

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