<10/22 FX戦略>米ドル、豪ドル押し目買い
昨日はクロス円が総じて円高になりました。
円高になる材料としては、これまで指摘してきた中国恒大集団リスクなどがありますが、今はそういったリスクにマーケットの目が注がれていないように見えます。
経済評論家や市場参加者の声を聞いていても、原油や資源の上昇や日米の金利差などに目がいって誰もが円安志向になっています。
ここまで、マーケットが円安志向になっていると昨日のような円の反動高になりやすいと思います。
下のチャートはドル円の4時間足です。チャート的には113.4ドルレベルが抵抗になると思います。

しかしながら、日本だけはインフレ率が上がらず金融緩和が継続するのは既定路線です。
世界各国が利上げに向かう中、金融緩和を続ける日本、あまりにもコントラストが明確なので、円売りの動きは今後も続くことになると思います。
円安のトレンドは本物であり、仮に中国恒大集団のリスクが顕在化したりしてリスク回避の材料が出たとしても、113.40円を割れるのがせいぜいではないかと思います。
下記は米ドル/円 の4時間足です。113.4円レベルは絶好の押し目買いのチャンスだと思います。
目先は円高のリスクに注意する必要がありますが、押し目買いを拾いながら、円安トレンドに乗っていきたいです。
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