<10/27 FX戦略>米ドル114.69を超えられるか?!
昨日のマーケットでは、堅調な日米株価などを受け、為替市場も全般的に円が売られる展開でした。
そのなかでドル円も大きく上げましたね。
このブログでも指摘している通り、ドル円の長期高の傾向は変わらないです。
ただ、懸念事項としては、中国の習国家主席が演説で台湾の国際機関参加拡大をけん制する発言がありました。
台湾問題は一時的にリスク要因となるファンダメンタルズ的リスク要因です。
また、不動産開発の当代置業(モダン・ランド・チャイナ)が「流動性の問題」を理由に、25日期限社債の元本・利払いを実施しなかったことが表明されました。
やはり恒大不動産だけではなく、中国の不動産リスクは要注意です。
ただ、このリスクもドル円に大きな影響を与えるとは考えていません。
下のチャートはドル円の4時間足です。
ドル/円に関しては、10月20日に114.69円まで上昇し、目先の高値となっています。
その後は利益確定のドル売りもあり、113.41円まで下落しました。
この113.41円が当面の底値になると思われます。

ドル円に関しては、今後しばらくは113.41-114.69円といったレンジ内で相場が行ったり来たりするか、あるいは、ドル高基調の中で114.69円の10月20日高値をブレイクするかに注目しています。
単純に日米金利差を考えると、積極的なドル売り・円買いをするのはリスクが高すぎます。
114.6円付近で短期的にドル円ショートを仕掛けるのは、戦略としてありそうですが、あくまでも短期の仕掛けとして考えて下さい。
しばらくは113.41-114.69円といった狭い範囲での相場になる可能性もありますが、年末にかけてドル高が継続することを基本戦略としていきます。
今日のFX戦略としては、ドル円は113.5円付近に下落したら買いで行きたいです。
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