<11/2 FX戦略>FOMCと雇用統計に注目!
10月31日の衆議院選挙で与党が大幅に議席を失うと予想されていましたが、自民党は微減に留まり単独で安定多数を確保しました。
逆に躍進が予想されていた立憲民主党は大きく議席を減らし、両党からの受け皿として日本維新の会が躍進しましたね。
為替市場は、昨日の株高のリスクオンによる円安となりました。
10月は月足でドル円が陽線で終わりました。
この円安の流れは続くと思われますが、このまま2017年11月高値の114.73レベルまで一気に進むような勢いは感じません。
11月3日にFOMCがあり、テーパリングの決定はコンセンサスであるもののパウエル議長が会見で高止まりするインフレ率を受けて利上げを早めるような発言があるのか、注目したいところです。
さらに5日に米国雇用統計もありますので、FOMCでマーケットの予測と異なるような発言や雇用統計で驚くような結果が出れば、ドル円でも大きな流れが出ると思います。
下記はドル円の日足チャートです。
現状の下値は10月安値の113.19と10月高値の114.69がターゲットとなりそうです。
2017年11月高値は114.73ですので、114.7円付近は大きなレジスタンスとなると思います。

今週のFX戦略は113.19から114.60のレンジ相場を予測します。
ただし、前述したとおり、今週開催されるFOMCと雇用統計によってマーケットは大きく動く可能性がありますので、大きなイベントの動向を注視しながらのトレードとなります。
コメント