11月18日(木)豪ドル上昇?!
ブルームバーグによると、オーストラリア準備銀行(中央銀行)の11月2日の政策決定会合では、「インフレ見通しのリスクが変化し、予想される結果の分布は上向きにシフトした」との認識で一致したと報じられました。
これは、11月16日に発表された議事要旨で明らかになりました。
その一方で、豪中銀が高度に支援的な金融環境の維持に引き続きコミットしており、政策金利のオフィシャル・キャッシュレート誘導目標は基準が満たされるまで引き上げず、「忍耐強くある用意がある」と確認しました。
ロウ総裁はその後の講演で、「最新のデータと予測は22年のキャッシュレート引き上げを正当化しない」とした上で、最初の利上げについて24年より前には引き続きなさそうに思われると語りました。
準備されたテキストによれば、同総裁はインフレショックがより持続的なものとなり、労働市場がより速いペースで逼迫(ひっぱく)するシナリオも一方で提示し、その場合は24年より前の利上げの根拠が強まるとしました。
それにしても、豪ドル円は下落しています。
83.4円レベルはかなり下がった印象です。
これは、先ほどのロウ総裁の発言に起因していることがうかがえますが、ファンダメンタル、テクニカル的に豪ドルは中長期的に上昇するという意見に変更はありません。
今日のFX戦略は豪ドルの買いです。
83円割れがあれば、迷わず買ってください!
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