11月19日(金)ユーロドル長期安継続!?
今日はユーロドルについてコメントしてみます。
ユーロドルは、ユーロ安が注目されているため、大きくユーロドル安が続いています。
ユール安の要因は、欧州で先週から進学コロナの新規感染者数が200万人近くに拡大し、パンデミック始まって以降の最多になったと報道されていることにあります。
ドイツでは、リモートワークの選択肢を義務付ける計画まで報道されており、ユーロの上値を抑え続けています。
直近では、ユーロドルは1.1314-39の狭いレンジでの取引になっています。
昨日は1.13割れを試す動きはなく、ユーロは自律反発しています。
アメリカの10月の米住宅着工件数が不振だったこともあり、ドル買いが続かなかったこともユーロが下げ止まった要因の一つです。
テクニカル的にみると、ユーロドルは、一旦下げ止まったとはいえ、中長期的にはユーロ安ドル高が続くと予想します。
先週のユーロ/米ドルは節目の1.1500ドルをブレイクして、下落に加速がかかり、一時、1.1264ドルまで急落しています。
このチャートは日足のユーロドルです。

10月27日の高値1.1692から14日間のユーロドルの下落傾向にあります。
この傾きからして、ユーロドルはいったん下げ止まりしばらく反発する可能性が濃厚です。
ドルは来年にかけて利上げが現実のものとなり、長期金利も上昇してくるでしょう。
そうなると、2022年のユーロ/米ドルは1.0500ドルレベルへ急落するというシナリオも現実化してきます。
ユーロドルに関しては、来週末に掛けて1.15ドルを回復するようであれば改めてユーロドルを売りたいです。
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