11月22日(月)豪ドル円下値固め?!
豪ドル円チャートを見ると、日足は82~84円のレンジ内で豪ドルの下げトレンドが継続中です。
仮に豪ドル円の週足が82円割れで越週した場合は、さらに豪ドル円が下落する可能性が生じます。
そうなると80円方向への一段の下落に繋がり易くなります。
一方上値は84.00~84.20に強い上値抵抗がありますが、これを上抜けて終えた場合は日足の形状が改善して下値リスクが若干後退します。

ポリンジャ―バンドを見ると日足で-2σまで下げており、現在の水準は豪ドル円の買いを示唆しています。
82.00-10には週足ベースで見た強い下値抵抗が控えており、簡単には下抜けしそうもありませんが、下抜けて越週した場合は一段の下落リスクが生じます。
逆に84.90超えで越週した場合は下値リスクが軽減されて、上値余地を探る動きが強まり易くなります。
この場合でも86円台を回復して越週するまでは上値余地も拡がり難い状態です。
週足ベースで見た上値抵抗は84.80-90,86.00-10に、下値抵抗は83.00-10,82.00-10にあります。31週、62週移動平均線は82.72と81.00にあり、中期トレンドは“豪ドル強気”の流れを維持しています。
豪ドル円は、基本的にこれから元の上昇トレンドへ復帰する可能性が高く、豪ドル/円の反落一服は続かないと見ています。
そうはいっても、84円台以上に定着しないうちは、なお下値リスクが残ることになりますので、今週は豪ドル円の下値を探る動きに注視したいです。
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