11月26日(金)ドル円押し目待ち!
昨日のマーケットはNY市場が休場だったこともあり、115.30円台を中心とした小さいレンジでの相場でした。
今、注目しているのは、原油価格です。
先日、日米印などが協調し戦略石油備蓄の放出に動きました。
ただし、下のCrude oilの日足チャートを見てもわかる通り、石油備蓄を放出しても原油価格は大きく下げていません。
理由は、産油国が減産に応じていないこともありますが、石油備蓄を放出してもまた将来買い直すことになるため、効果が低いのだと思います。
アメリカはシェールオイルを増産すれば解決しそうですが、二酸化炭素排出量削減など環境問題が重荷になり、そうはいきません。

アメリカのバイデン大統領は支持率も低迷していることもあり、国民の不満の矛先になる物価上昇を抑えることが求められています。
インフレを抑えるためにアメリカは想定よりも早く利上げをせざるを得ないと思いますが、そうなるとアメリカの債券利回りが上昇します。

上記はアメリカ10年債権の日足チャートです。
アメリカのインフレを抑えるためにテーパリングが早期に終了する可能性が高く、来年の1Q~2Qにかけて利回りが上がっていく可能性が高いので、ドル買いの方針で良いと思います。
テクニカル的にみると、ドル円は次の抵抗と目された115円半ばに到達しています。
ドル高基調にいまだ変化はみられないですし、目先高値をつけたのち1円程度の調整を経て再上昇するという展開をたどっていることで、ポジション的にはロングが溜まりにくい状況になっていることもドル高の支援材料となっています。
114円半ばまで落ちることがあれば、買いですね。
ドル円のロングを持っている方は、そのまま保有KEEPです!
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