ビットコインが急落しています。69,000ドルから43,000ドルに一時20%以上も急落しました。
天然ガスや原油も値下がりしています。
こちらは、原油の日足ですが85から67まで下落しており、完全にリスクオフの状況です。

こういったビットコインや原油などの資源価格の値下がりはオーストラリアドルにとってはマイナス要因です。
しかも、南アフリカで発見された変異型のコロナウィルス「オミクロン株」の感染がアメリカでも確認されたことから、景気先行きへの懸念が拡がりました。
こうしした状況を受けて株式市場では株価が急落しています。
為替市場でもリスク回避のドル買い、円買いの動きが強まり、豪ドルは対米ドル、対円で反落し3日現在も安値圏で推移しています。
こちらは、豪ドル円の日足です。

チャートを見ると、日足は10月20日1に付けた86.25を高値として豪ドルは急落しています。
また豪ドルは83円割れから新たな下落トレンドに入っており、短期トレンドは“豪ドル弱気”の流れにあります。
下値抵抗線だった80.00をあっさり割り込んだことから、79円レベルを維持できるかが目先の注目ポイントになります。
21日移動平均線は82.71に位置しており、短期トレンドは“豪ドル弱気”の流れにあります。
一方で、豪ドル円の日足をみると、9月20日に付けた78.84円が大きな抵抗線にあることが分かります。78.84円を大きく割り込まなければ、反転に転じる可能性も高いです。
この数日の豪ドル円の行方に注目です。
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