12月9日(木) ファイザー「オミクロン株」発表!
ようやくファイザーからオミクロン株について発表がありましたね。
昨日のファイザーによる初期の研究結果に関する発表では、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」について、3回目の追加接種で、高い予防効果を持つ抗体のレベルに達したと伝えています。
オミクロン株は従来のウイルスと比べ、2回の接種での有効な抗体の量が大幅に減少しましたが、3回目の接種で抗体が25倍に増え、従来のウイルスに対する2回接種の効果と同程度の水準になったと説明しています。
ファイザー社のアルバート・ブーラ最高経営責任者(CEO)は声明で「3回目の接種は流行を防ぐための最善の行動だ」と強調しています。
この発表を受けて、リスクオフに大きく傾いています。
資源国通貨は軒並み上昇傾向にあります。
その理由の一つはファイザーの発表なのですが、原油価格も上がっています。
これは、アメリカとロシアの首脳会談でウクライナ情勢への懸念からきているようです。
こちらは原油の1時間足です。
明らかに上昇基調ですが、勢いは感じないですね。

豪ドル円については、昨日のブログでも上昇基調になると予想していましたが、想定通りに上がってきています。
また、こちらは、豪ドル円の日足ですが、90日移動曲線と20日移動曲線が交差する82円ラインが当面の抵抗になると予想します。
ここを大きく超えてくると84円まで早いかもしれません。

オミクロン株の経済への影響が少ないということはポジティブなニュースです。
一方で、デフォルトが発生したとされているにもかかわらず、いまのところ金融市場への影響があまり出ていない中国恒大集団関連報道の金融市場への影響が気になるところです。
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