1月5日(水) ドル高続くか?!
ドル/円は、2021年12月以降緩やかなドル高円安になっています。
112円半ばから116.3円台と1ヵ月で4円程度上昇しています。
昨日、ドル円が急伸している理由は、ドル金利上昇でしょう。
何か特別な材料があったわけではないですが、短期、中期、長期の金利がすべて上がっています。
こちらは、アメリカ10年債の1時間足です。
直近では1.67%まで上がってきていますので、それなりのインパクトがありますね。

単純にアメリカと日本の金利差に着目した場合、日本円を基本的に買い進めにくい環境に変化はないですが、別にこの状況は以前から継続していたことです。
逆に、アメリカのテーパリングをマーケットは織り込んでいるので、ドルは上がりにくいと考えていました。
リスク要因として、新型コロナ・オミクロン株の感染拡大といった不安要因もありますが、年初から株も上がって完全なリスクオンの相場です。
こちらは、日経VIの日足6か月の指標ですが、現在は18あたりにあり、かなりリスク指数としても低下しています。

2021年の高値115.52円を昨日、しっかりと上抜けしたので、この先は強い抵抗はしばらく存在しない状況です。
中期的なターゲットは118円台であり、どこまで伸びるか注目したいと思います。
ただ一方で、テクニカル指標では、ドルの上がり過ぎが目に付きます。

こちらはドル円の4時間足ですが、ポリンジャ―バンドの+3σを超えており、明らかに買われ過ぎサインが点灯している状況です。
116円台半ばで更にドル円の売りを入れています。
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