FXで勝ちたかったら読みなよ! 1月6日(木)ドル円反落か?!

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1月6日(木) ドル円反落か?!

2021年は円安ドル高が大幅に進行した年でしたね。

2021年のドル円レートの年間変動幅は12円90銭と、2020年の11円より拡大したものの、2000年以降の年間変動幅の平均値(約15円)に比べれば意外と大きな値動きではなかったことが分かります。

直近では5年ぶりのドル高円安局面を迎えており、115円台半ばをブレイクしたことで

上値余地が大幅に切り上げっている状況です。

これは、ドルを売っていた市場参加者が、損切りによるドル買戻しによる反転が大きな要因なのですが、どうしてここまで急速にドル円が上昇したのでしょう?

その主な要因は、何と言っても米国の長期金利の上昇による日米金利差の拡大です。

2021年の前半も米バイデン政権下での追加経済対策や新型コロナワクチンの普及などによる米景気の回復期待から米長期金利が上昇し、日米10年国債利回り差が拡大するにつれ、円安ドル高が進行しました。

また、9月22日のFOMC(米公開市場委員会)でテーパリングが示唆され、アメリカの長期金利が上昇し、ドル高円安が加速しました。

こちらは、IMMシカゴ先物の円の総建玉の1月4日の状況です。

円売りのピークは過ぎたものの依然として投機筋を中心に大幅な円売りポジションに偏っていることが分かります。

今後は、日銀の動きに注目しています。

現在、日銀は量的・質的金融緩和を継続しています。

これは、10年国債利回りがゼロ%程度で推理するように、日銀が長期国債の買い入れを行っていることです。

中央銀行が国債を買っているのも異常ですが、その額も異常なのでどこかで正常化できるのか、正常化したときに為替市場でどんな反応が起こるのか想像がつきません。

12月24日に発表された11月のコア消費者物価が前年同月比0.5%の上昇となり、3ヵ月連続の上昇となった上に伸び率も1年9ヵ月ぶりになりました。

アナリストの一部は、早くも日銀の金融緩和縮小が前倒し的に早まるとの見方も出てきていますが、そうなると急激な円高になるでしょう。

オミクロンのパンデミックがこの先より勢いを増して、欧米からアジア、アフリカ、南米など世界的に拡大すると、ロックダウンによる経済の停滞による需要減となり、リスクオフによる円高になる可能性が高いです。

今は、ドル円を短期的に売っています。

オミクロン株の拡大状況やウクライナ問題の顕在化によって、円高になる可能性が高いと思っています。

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