1月19日(水) ドル円はレンジ相場?!
昨日、日銀が金融政策決定会合を開きました。
そのなかで、「現在の大規模な金融緩和策を維持することを決定した」
と発表していましたね。
そのうえで、「必要なら躊躇なく追加緩和」という発言も見られ、大方の予想通り、
これまでの政策維持という結果に終わりました。
その結果、米国をはじめとする欧米諸国と比べて、日銀の金融政策の違いが改めて
クローズアップされるような印象です。
一部の金融関係者からは、日本のインフレの兆候が見えてきたことに対して、
日銀が何か政策変更をほのめかすのではないかと警戒していましたが、
何もありませんでした。
為替には大きな影響がなく無風で終わった感じです。
一方で、リスクオフの要因として、ロシア軍が「共同軍事訓練に向け、
ウクライナに近いベラルーシ南部入り」したことが報道されています、
ドイツのベアボック外相が「ロシアはウクライナを侵攻すれば代償を
払うことになる」、「両国間の問題の外交的な解決を望む」と発言しており、
ロシアにけん制しています。
ロシアはこうした牽制を一切気にしないので、いつ危機的な状況に陥るのか
予断を許しません。
有事の際は大きく円高に振れるでしょうから、ウクライナ情勢にもご注意ください!
こちらは、アメリカ10年債の1時間足です。

ご覧の通り、1.8%を超えて急騰しています。
こうなるとナスダックなど株式市場が揺さぶられやすいでしょうね。
ナスダックなど株式が下げれば、オーストラリアドルなどが影響を受けて
下げそうです。
【今日のFXポジションと戦略】
米ドル/円:下降トレンドです。
売りポジション継続。
先週の114円割れでポジションの半分を利益確定済み。
昨日のブログで指摘した114.9でドル円の売りポジション
を持っている方は、継続保有です。
ストップロスの設定は、115.5円、利益確定は113.8円です。
豪ドル/円:短期では売りスタンスのレンジ相場です。
株式市場を横目で見ながらのトレードです。
83.3円で売り注文。
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