1月21日(金) ナスダックに注目?!
今回のFRBの金融政策は少し対応を誤ったのではないかと感じています。
昨年後半からアメリカのインフレは明らかに加速しており、数字的にも
誰が見てもインフレが一時的ではないという感触でした。
それでもパウエル議長は金融政策を大きく変えず、昨年末あたりから
政権の支持率が急落していますね。
その後、今年に入って政治的な圧力に屈したFRBのパウエル議長は、
ようやく重い腰を上げて金融引き締めに舵を切ります。
FRBがインフレ抑制に踏み出しましたが、金融政策がかなり出遅れたことにより
これからインフレを抑制するには急激な引き締め政策が必要になります。
急激な引き締めとは、利上げになるのですが、例えば、3月からに0.5%づつ
何回か利上げすればすぐにインフレは抑えられると思います。
ただし、この政策はアメリカのナスダックを中心に株式市場が
暴落することになりかねません。
バイデン政権は中間選挙に向けてインフレを抑え込むことが最優先課題
となっているので、株が落ちてもインフレ抑制をFRBに働きかける可能性
が高いです。
今後のFRBの政策を占うと、これから更なる金融引き締めに動きそうです。
その結果、株式市場が崩れ、リスクオフの円高に動く可能性が高いです。
こちらは、アメリカナスダックの日足のポリンジャ―バンドです。

昨年10月の安値に差し掛かっていますね
仮に14000を下回ると12000を目指して下落トレンドが加速しそうです。
こちらは、ドル円の4時間足です。
昨夜から少しドル円が下がってきていますね。

テクニカル分析的にも、ポリンジャ―バンドのマイナス3σが
113.9付近にあるので、短期的には反発するかもしれません。
現在は、ドル円はレンジ相場の様相が強いですが、中長期的に
やはり円高の流れですね。
【今日のFXポジションと戦略】
米ドル/円:短期的にはレンジ相場で113.9で反発の可能性あり。
中期的に下降トレンド。114.5では戻り売り。
売りポジションを持っていれば継続。
ストップロスの設定は、115.2円、利益確定は113.3円です。
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