2月3日(水) ナスダック調整か?!
これまでもお伝えしている通り、マーケットはアメリカFRBの年内
複数の利上げは織り込み済みです。
3月のFOMCで利上げが開始されることはほぼ確実でしょう。
ところが、利上げ幅や回数に関してはパウエル理事長は前回のFOMCで
はっきりとした発言はなく、FRBは本気でインフレを退治するつもりなのか
私は少し疑問を持ち始めています。
先日はタカ派であるブラード・セントルイス連銀総裁が5回の利上げ
を見込んではいる、と発言していました。
一方で、他のFOMCメンバーは年内3~4回程度の利上げを考えているようであり、
債券市場は過剰に反応しているようです。
もしかしたら、マーケットが先走っているのかもしれません。
アメリカ10年債の15分足を見ると依然として1.8%付近で高止まりしています。

3月から利上げが始まれば、10年債利回りが2%を超えてくるのは確実です。
現段階では債券市場を睨みながら、株式市場ではNYダウが3日続伸していますが、
株式市場の調整は避けられないと見ています。
先行指標の一つであるナスダックが急落するようだと、リスクオフの円高に
傾きやすいでしょう。
一方でドル円の日足は下げており、ポリンジャーバンドの-2σである113.43円
をターゲットに下落する可能性があります。

ただ、ナスダックの下落がないうちはドル円を売りづらい状況なので、
ポジションを持っていない方は、相場が大きく動意づいてからドル円の売り
ポジションを仕掛けるのが得策です。
【今日のFXポジションと戦略】
米ドル/円:中長期的に下落傾向。
114.9越えで売り。
ショートポジションがある方は売り継続。
115.8円でストップ。
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