2月16日(水)リスクオン続くか ?!
ロシア軍が訓練終了後に一部撤退を開始したと発表されました。
プーチン大統領も外交による解決を望むと表明していますね。
そうしたロシア情勢の好転により、米国株式市場は反発に転じました。
本日の日経平均も大幅に反発しています。
ところで、昨日発表された1月の米生産者物価指数(PPI)は前年比9.7%
の上昇となりました。
この9.7%の上昇は市場予想を上回る伸びで、FRBの利上げ圧力が強まるでしょう。
また、こちらは、米10年債利回りの日足チャートです。
予想していたことですが、遂に2%を突破しました!

こうした状況が為替にどのような影響を与えるのかというと、
アメリカ長期金利上昇はドル買い要因です。
また、ロシアのウクライナ侵攻リスクが緩和されたこともリスクオフの
巻き返しとなり、ドル買い要因です。
株式市場もリスクオフとなり素直に上昇するのであれば、ドル高円安要因
となりますので、ポジションを円売りに傾けてよいと思います。
一方で、気になるのが株式市場の動向です。
アメリカも日本も株式市場はロシア情勢の緩和により上昇していますが、
アメリカの長期金利が上昇する局面では、今後大きな下落を予想します。
アメリカの株氏市場は明らかに買われ過ぎの状況で、もう一段の上昇局面
では売りを仕掛けたいところです。
ウクライナの地政学リスクが後退することにより、今のリスクオン相場が
長続きするとは思えません。
ドル円もクロス円も高値で売り注文を仕掛けるチャンスです。

【今日のFXポジションと戦略】
アメリカドル円:リスクオンで短期的に上昇。
ポリンジャ―バンドのプラス2σの116.27円あたりで売り。
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