2月17日(木)ユーロドル 1.123~1.148ドルレンジ相場 ?!
現在、マーケットはウクライナ情勢をにらんでの一喜一憂しています。
ウクライナ情勢に関しては、すぐに解決できるような問題ではないので、
完全に解決するわけではなく、まだまだ武力行使をするか一進一退の状況
が続くのではないでしょうか?
ロシアが武力侵攻する可能性は低いと思いつつも、ゼロではないため、
相場は乱高下しやすい状況が続きそうです。
特にリスク選好の動きが続いたあとでは、ちょっとしたリスク回避の
材料でも反応しやすくなるため、気を付けるべきだと思います。
株式市場はボラティリティの高い状況が続いており、激しく動いています。
一方で為替はというと、ドル/円は結果として115.01-116.34円という
レンジ取引がすでに1週間を超えてきています。
こちらは、ドル円の日足チャートです。

方向感のない状況が続いています。
チャート的にみると、このあとも基本的には115.0円から116.3円
のレンジにおける一進一退がいましばらく続くと予想します。
また、こちらはユーロ/米ドルの日足チャートです。

ユーロ/米ドルは1月に1.1482ドルまで上昇し、そこからブ1.1121ドル
まで下がりました。
本来は下降トレンドが継続していてもいいようなチャートの形状ですが、
ただラガルド総裁が年内の利上げを否定しなかったことから反発しました。
ユーロドルは下値が限定的ですので、上昇傾向かと思いますが、
どうしても1.15ドルを超えることができません。
3度も1.15ドルのバリアを超えられずに上値が止められたことになります。
今後のユーロドルのレンジとしては、1.123~1.148ドルで考えており、
この上限での戻り売り、そして1.1200ドル前半での買い戻し、という
トレードを推奨します。
【今日のFXポジションと戦略】
ユーロドル:短期的に下落基調。
1.123~1.148ドルのレンジ相場。
コメント