FXで勝ちたかったら読みなよ!         3月7日(月)ユーロ下落どこまで?!

この記事は約3分で読めます。

3月7日(月) ユーロ下落どこまで?!

今回のロシアによるウクライナ侵攻は本当に驚いたのですが、ウクライナの
ネオナチ派による過去のロシア人への弾圧や虐殺など複雑な歴史があると
いう話も聞きます。

現在見聞きしている情報もどこまで信用できるのか分からない中で、
正確な情報を入手することの重要性を感じています。

とにかく早く戦争が終結することを願うばかりです。

ところで、今回のロシアに対する経済制裁は、ある意味「経済」
戦争をしていることになります。

当初、欧米側の制裁はやや弱腰でしたが、世論に押されてSWIFTから
の排除など最終的にかなり厳しいものになりました。

いっぽうで ロシアは、広大な国土と資源を持ち、ロシア経済は制裁が
効き難いといわれています。

ロシアはエネルギーや食糧の自給ができ、外貨準備が潤沢で、貿易黒字です。

SWIFTから追い出したぐらいであれば、それでロシアがギブアップしたり
はしないでしょう。

ただし、ロシア中央銀行資産を凍結するというのは、驚きですね。

そんなことが出来るのかと思ってしまいました。

これによりロシア中銀は為替市場で介入することはできなくなります。

ロシア中銀の資産構成は、下記のようになります。

・ユーロ32.3%、

・ゴールド(金)21.7%、

・米ドル16.4%、

・中国人民元13.1%、

・日本円10%

このうちの、ゴールド21.7%、中国人民元13.1%以外は使えなくなりました。

しかも、ゴールドも中国人民元も簡単に米ドルに交換はできないので、
外貨獲得という意味では非常に厳しい措置になります。

ロシアの債務返済が滞り、デフォルトが起きると多くのヨーロッパの
金融機関が不良債権を抱えることになります。

そのため、世界的に金融システムが動揺するリスクが増大しています。

こうした理由からユーロドルは徐々に値を下げる展開となっています。

テクニカルにはユーロドルは、2020年2月に付けた安値1.0636が
最後の砦となるか注目です。


現在は節目の1.1000を割っていますので、下げ基調です。

一時的に2020年の安値1.0636まで落ちるかもしれませんが、
下値はかなり限定されてきていると感じています。

【今日のFXポジションと戦略】

ユーロドル:中長期の戦略として1.080付近で打診買い。
      ストップは1.063。     
      

 
     

人気ブログランキング - 投票処理中

コメント

    タイトルとURLをコピーしました