3月14日(月)ユーロドル安進むか !?
ユーロに関しては、ロシアのウクライナ侵攻に伴い、大幅な下落を
記録しています。
こちらは、ユーロドルの日足チャートです。

その後、3月に入ってからいったん下落は止まり、戻ったかに
見えましたが、上値は限定的です。
下落幅に対して戻りが弱いのはロシアによるウクライナ侵攻が膠着化
する見通しが増えており、早期に停戦合意とはならない可能性が高まっている
事を反映しています。
ロシアと対抗する最前線にあるEUは、ロシアとの利権関係が複雑で
絡み合ってきた分、ロシア制裁で最も大きな経済的ダメージを受けやすい
ので、ユーロ圏経済は今後は経済指標も悪化しやすいです。
したがって、ユーロ売りがこれからも続く可能性が大きいと考えます。
そうなるとユーロドルに関しては、まだまだスピード調整の領域に留まる見通し
で、ユーロが底を打ったと言うのは性急ですね。
ユーロドルに関しては、焦らず戻り売りを仕掛けるのが今は最善と考えます。
戻り売りの水準としては、1.10越えが最低ラインです。
ちなみに、こちらは、S&P500の日足チャートです。

ロシアのウクライナ侵攻によってS&P500に限らず世界的に株価
は大きく値を下げていますが、ドル円はこれだけのショックが
あっても大きく下落しませんでした。
したがって、ドル円は今後上昇していくと予想しています。
そのあたりのことは明日以降のブログでコメントします。
【今日のFXポジションと戦略】
ユーロドル:1.1030ドル付近で新規売り。
ストップは1.150ドル。
人気ブログランキング - 投票処理中
コメント