3月31日(木) ドル円下落は年度末要因!?
アメリカは、金融引き締めに入ったばかりで利上げを1回しか完了して
いないこの時期になんと逆イールドが発生してしまいました。
逆イールドは期間2年の国債利回りが同10年の国債利回りを上回り、
長短金利の逆転現象が起きることをいいます。
逆イールドが発生すると、市場では近い未来の景気後退を示唆する
サインとして注目されています。
前回逆イールドが発生したのは2019年8月です。
前回はその約半年後にコロナショックが発生しています。
今回の逆イールドの発生は、インフレの加速から利上げの前倒しが
織り込まれ、金融引き締めによる将来の景気減速を織り込んだことになります。
おそらく2-5年債の金利には一段の上昇圧力がかかるはずです。
こちらは、10年債の日足です。

そして、この下のチャートは、2年債のチャートです。
短期金利の上昇は、実質的に2-3年先までの利上げの織り込み加速と同じです。

ここに日銀のイールドカーブ・コントロールが続き、日米の金融格差
が一段と拡大しています。
株価の下落に社注意したいところです。
ちなみに私は株式のポジションをかなり減らしています。
現在、日本の年度末という事もあり、ドル円は大きく反落しています。
たぶん季節要因ではないかと思います。
この121円半ばあたりは絶好の押し目買いとなりそうです。
確かに急激なドル高円安が進んだので、2-3円の調整はあると思いますが、
中長期の視点で仕込んでおいてもよい水準です。
【今日のFXポジションと戦略】
ドル円:短期調整狙いでドル円買い。
121円半ばは仕込みどころ。
中長期の上昇トレンドは継続。Longポジション継続戦略。
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