5月9日(月) ドル円上昇トレンド継続!?
昨日引っ越ししました。
今までと同じマンションですが階が上になって眺めがよいので
何となく気分がいいです(笑)
遠くにチャオプラヤ川がかすかに見えます。
現在の円安を悪い円安と呼んでいる方もいらっしゃいますが、円安に
良いも悪いもないと思います。
輸出企業にとっては円安はプラスですし、輸入企業や一般の消費者は
円安によって物価が上がるのでマイナスです。
立場にによって円安の影響は異なるということですが、日本政府にとっては
円安やインフレを退治しようとして、金融政策を引き締めると金利が上昇して、
1000兆円以上の借金の利息払いが大きくなり、とても金融引き締めを出来る状態では
ないということです。
また、現在の日銀による頑なな金利上昇抑制策は、物価上昇をもたらすとして
批判を高めていますが、日銀は過去の経験から金融緩和策を堅持させる
可能性が高いです。
日、未明のFOMC結果公表がありました。
為替相場に関しては1980年代後半にかけて、日銀はプラザ合意などによる円高に対処するため、円高ペースの制御や円高不況対策として、大幅利下げを含めた金融緩和を強化させた。当時は政治的な圧力もあったが、日銀は円高という「過剰な為替重視」による金融政策へと傾斜。その後に緩和バブルと、バブル退治のための金融引き締め急ブレーキ、バブル崩壊と長期経済停滞を招いている。
1980年代後半にかけて、日銀はプラザ合意などによる円高に対処するため、
大幅利下げを含めた金融緩和を強化させました。
その結果、金融緩和バブルと、バブル退治のための金融引き締め急ブレーキ、
バブル崩壊と長期経済停滞を招いています。
この1980年代後半の金融政策の失敗というトラウマによって、日銀は為替の
変動による金融政策の変更をためらうことの一因になりそうです。
日銀が現在の金融政策を変更しない限り、現在の円安トレンドは変わらない
と考えています。
アメリカ10年債利回りもついに3.1%を超えてきました。
呼応するようにドル円も130円台半ばまで上昇しています。

アメリカ10年債利回りが3.5%程度まで上昇すると135円が見えてきます。
利回り3%の壁に突き抜けているので、ドル円も上昇傾向は強いです。
【今日のFXポジションと戦略】
ドル円:日銀の金融政策が維持される限り円安トレンド継続。
アメリカ10年債利回りを注視しながら押し目買い戦略。
ストップは127円割れ。
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