5月12日(木) アメリカのインフレは4-5%で高止まり!?
今日はバンコクの南部の方に行ってきたのですが、豪雨に遭遇してしまい
ほんの少し車から出ただけでびしょ濡れになってしまいました。
もう雨期ですねー
昨夜、アメリカの消費者物価指数(CPI)が発表されましたね。
結果は以下の通りです。
4月消費者物価指数(前月比) 0.3% 予想0.2% 3月1.2%
4月消費者物価指数(前年同月比) 8.3% 予想8.1% 3月8.5%
4月消費者物価指数コア(前月比) 0.6% 予想0.4% 3月0.3%
4月消費者物価指数コア(前年同月比) 6.2% 予想6.0% 3月6.5%
4月消費者物価指数の上昇を受けて、ドル買いが活発化しています。
ドル円は130円80銭近辺まで一気に上昇しています。
ユーロ円は137円26銭近辺、ユーロドルも1.0510ドル近辺、ポンドドルは1.2292ドル
近辺まで下げています。
大方の予想では、CPIは前年同月比8.1%への鈍化が予想されていましたが、
結果は8.3%となりました。
3月よりも伸びは鈍化したとはいえ、依然として高水準です。
今後、FRBの金融引締強化によってCPIは多少低下することが予想されますが、
これが金利低下と株価反発につながる保証はないです。
アメリカの今のインフレは完全雇用に近い状態で賃金が高騰していることが
大きな要因となっているため、多少原油などのコモディティ価格が落ちても
インフレは簡単に沈静化しないと思います。
中国の景気減速懸念などで原油価格は少し落ちていますが、それでも100ドル
程度の高値がkeepされています。

仮に原油価格が沈静化して、インフレが4-5%に落ち着いたとしても
賃金上昇に伴うインフレはそれ以上は下がりにくい気がします。
もし、長期にわたって4~5%のインフレが続くという観測が高まれば、
アメリカの長期金利も4~5%程度で高止まるでしょう。
そうなるとアメリカの長期金利と非常に相関が高いドル円は、
さらに上昇して150円を突破することになるでしょう。
【今日のFXポジションと戦略】
ドル円:アメリカインフレの行方に注目。
インフレが高止まりすれば、長期金利はさらに上昇するので、ドル円は買い。
アメリカ長期金利の推移に注目
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