6月6日(月) ドル円売りチャンスか!?
歴史的なインフレ退治のためFRBが国債などの保有資産を減らす量的引き締め
が始まったのですが、直近はアメリカの株価は大きく戻している状況です。
先日、日経ベリタスの下記の記事が出ていました。
「今後は民間企業や個人も借金を増やしにくくなり、米国はデレバレッジ(債務削減)時代へ向かう。
一つ間違えると資産価格の下落が債務負担を重くし、需要縮小の悪循環を招きかねない。
そうした、かつて日本が経験した「バランスシート(貸借対照表、帳簿)不況」の影が近づいている。
FRBの資金循環統計によると2021年末時点で米国の負債と純資産の合計は338兆ドル(4京3000兆円)。
20年4月以降のコロナバブルで3割強増え、名目国内総生産(GDP)との比較では14.1倍と2ポイント以上上昇した。1960年代以降、わずかな期間にこれだけ増えた例はない。
仮にGDP比12倍というコロナ前のレベルに戻すだけでも50兆ドル(15%、6400兆円)程度減らす必要がある。
2021年末以降、米国の上場株は2割前後、投資適格債の価格は1割程度下落した。バランスシートの資産側の圧縮は進みつつあるが、それに伴う負債の返済はこれからだ。」
私も以前からアメリカバブルはFRBの大幅な金融引き締めによって崩壊すると宣言してきました。
FRBがアメリカ経済の減速を予想して9月から金利引締めを止めるような憶測もありますが、私は今のアメリカの歴史的なインフレがこの数か月で鎮静化するとはどうしても思えません。
したがって、アメリカの株価は下落し、リスクオフにより米ドルも下落傾向と予想します。
ドル円は131円が上値でしょう。
先週末に130.81円でドル円を売りました。
持っていた、ユーロドルのロングや南アフリカランド円のロングも決済済みです。
【本日のFXポジションと戦略】
ドル円:戻り売り推奨。
131円台は売りポジション推奨。
アメリカ10年債利回りが上昇するリスクあり。
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