7月11日(月) ポジション調整+チャンス待ち!?
先日のシンポジウムのパネルディスカッションで、出席した世界各国の金融関係者から口々に低インフレ時代の終焉と今後のインフレに対抗する姿勢を鮮明にしたことがとても印象的でした。
以前のこのブログでもお伝えしましたが、歴史を振り返っても一旦デフレからインフレに転換してしまうと、そう簡単にはインフレは収まりません。
話は戻って、日本以外の各国の金融引き締めが進む中、日本だけが大きくゆがんだ金融緩和政策を続けており(続けざるを得ない、日本と諸外国との金融政策の温度差が益々広がっています。

ただし、テクニカル的にはドル円はピークを付けて下落しそうなチャートをしています。
円安の流れは変わりませんが、ポジションを持つのであれば、しばらく様子を見てからのほうが良いですね。
それにしても、日銀がインフレ抑制のために金融政策を転換するようなことを言っている評論家がいますが、日本もすぐ利上げすることは、まず考えられません。
日本の物価上昇は資源高によるコストプッシュです。
海外とちがって賃金が上がらないので、インフレは景気悪化要因になります。
さらに金利を引き上げると企業や家計の借り入れコストが上昇するので、アメリカのように賃金が上昇している場合は、まだ耐久力がありますが、日本ではさらに景気が冷え込んで、経済が停滞することになります。
【本日のFXポジションと戦略】
ドル円:7-10日間ほど様子を見て、ドル円あるいはクロス円の
ポジションを持つチャンスを待つ方針。
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