8月3日(水)ドル円底か!?
昨日8/2のマーケットは、ドル安が一段と進行しました。
ついに6月半ばの安値131.49円を下回り、6月6日以来の130円台を記録しています。
ここまでドル円が下落している要因の一つは、ペロシ米下院議長が台湾訪問計画により、米中関係の緊張が高まっているためと言われています。
いわゆるリスクオフの円高なのですが、ロシアがウクライナに侵攻した時でもリスクオフの円高にはならなかったので、どうもしっくりこないです、
たしかに台湾紙が「現地時間の2日夜に入る見通し」と観測記事を掲載するなか、中国外務省は猛反発しており、「中国人民解放軍は決して座視することはない。必ず断固として強力な報復措置をとる」などとコメントしているので、リスクオフではあります。
ただ、これまでは、有事のドル買いともいわれています。
やはりドル安の大きな要因は、アメリカ景気の後退懸念が強まっていることでしょう。
これまでもこのブログで指摘していますが、アメリカのインフレは過去のインフレ局面を振り返っても簡単に収まることは考えずらいです。
インフレが収まらない限り、FRBが早期に金融緩和に転換する可能性が低いですね。
そうなると、日米の金利差は依然として高水準のままであり、日銀の金融緩和は転換出来ない限り、円を保有する動機は乏しいと思います。
アメリカ10年債利回りも2.5%台から反発しています。
このアメリカ10年債利回りの動向と米ドル円は相関関係にあるので、今後の動きを注視したいといます。

仮に2.5%台で下げ止まるとするとドル円も131円レベルが底で反発する可能性が高まります。
【本日のFXポジションと戦略】
ドル円:中長期的には130-131円は買い。
ストップは130円割れに設定。
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