FXで勝ちたかったら読みなよ! 9月24日(土) ユーロ売り加速!?

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9月24日(土) ユーロ売り加速!?

タイの通貨であるタイバーツ相場は今年初め1米ドル30バーツ程度だったのですが、今は約37バーツへと大幅にタイバーツ安が進んでいます。

バーツ安はドルに対してであった、アメリカの大幅利上げによるドル高要因が大きいです。

ところが、円に対してバーツは上がっており、現在1バーツ3.8-3.9円程度で推移しています。

日本人はどの通貨に対しても円安が進んで、海外旅行も行きずらくなりましたねー

9月22日にプーチン大統領が30万人の兵士の動員令を発表しました。

戦争拡大の懸念が拡がったことでユーロが大幅に売られています。

また、ウクライナの4州(ルガンスク州・ドネスク州・ザポロジエ州・ヘルソン州)
がロシアの編入の住民投票とすることが決まりました。

住民投票をすれば、賛成多数となるのは当然のことなので、ロシアは勝手にウクライナの4州を編入することになるでしょう。

ロシアは、自国領土へのウクライナの攻撃に対しては核兵器も含めた大量破壊兵器を使用すると脅しています。

ウクライナ4州のロシアへの編入が決まれば、ロシアはウクライナの反攻をロシア領土への攻撃とみなし、核兵器を含む大量破壊兵器を使用する根拠にするでしょう。

これは、ロシアのウクライナへの反抗宣言であり、戦争が激しくなると思っています。

世界大戦にならないことを祈るばかりですが、こうした背景はユーロ下落要因になります。

そもそもヨーロッパは先行き不安要因がたくさんあって、ユーロが下落することを予想していました。

ヨーロッパ経済の中心にいるドイツが燃料高で苦しんでいるため、経済の先行きへの悲観論が高まっている中で、ロシアの30万人の動員令でユーロはまだまだ下がりそうです。

現在、ユーロはドルに対して0.968台で推移しています。

ユーロドルはもっと下がりそうですが、ユーロを売るならスイスフランがおすすめです。

今週、スイス中銀がマイナス金利から0.75%の利上げを決定したことで、0.5%の政策金利となりました。
8年近くにおよぶマイナス金利政策を終了したことになります。

スイスはインフレが進んでいて、今後もスイス中銀は利上げを加速すると見ています。


日足チャートを見てもわかりますが、EUR/CHFは長期的には下落傾向です。

ただし、9月22日にスイス中銀が予想通り、0.75%の利上げを発表するとsell the factと一部予想されていた1.0%の利上げではなかったこともあり、スイスフランは大幅に値下げしました。

EUR/CHFは0.9470から0.9623まで一気に急騰したわけです。

こちらはEUR/CHFの2時間足です。

現在は、0.95付近まで戻していますが、中長期的に、0.9CHFが目標ですね。

ドル円も日銀が為替介入をしたことで、大きく乱高下しています。

このあたりのことは、別の機会にコメントしたいと思います。

        

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