FXで勝ちたかったら読みなよ! 10月30日(日)ドル円下落警戒!?

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10月30日(日) ドル円下落警戒 !?

ソウルでハロウィン前のイベントで149人の圧死事故が発生したそうですね。

事故が起きる5分ほど前の映像で見ると、道路いっぱいに人が押しくらみたいに密集していて、
いかにも危険な感じでした。

私は人込みは苦手なので行くことは無いですが、人が密集した場所はリスクがあると再認識しました。

先週末の日銀金融決定会合では、日銀の政策は現状維持となりました。

黒田日銀総裁の記者会見では、改めて異次元の緩和政策を強調していました。

日本の為替介入が話題になっていますが、為替介入は財務省の指示で日銀が動いているわけです。

日銀を含めた日本政府が為替介入をして、円安を止めようとしている状況の中で、私は今回の日銀政策決定会合では、何らかのマイナス金利脱却に向けたコメントやイールドカーブコントロールを見直すような発言があるのではないかと予想していました。

そうしないと、日本政府の方針と日銀の方針が矛盾したままになってしまいます。

結局日銀は金融緩和を継続することを発表し、円売りを助長させているわけです。

日本は財政支出を拡大しており、エネルギー価格高騰に伴う電気やガス代に対して補助金を出すというバラマキ政策まで打ち出していますが、イギリスでは財源を示さず大規模なバラマキ政策を発表したことで国債が暴落して、補助金政策を取り下げることになり、トラス首相が辞任することになったのです。

日本は日銀が国債を購入しているので、国債の利回りが上昇することはありません。

日本政府の愚政をマーケットが検証することができない日本の状況はヤバいです。

そういう意味では、長期的に円売りという方針は変えられません。

ただし、ドル円に関しては、FRBの政策次第で変動する傾向が強いです。

マーケットの関心は11月1~2日に開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)に集まっています。

FRBは4回連続となる0.75%利上げが有力視されているだけに、日銀の金融緩和政策が変わらない状況では、再びドル円150円前後が視野に入る可能性もあります。

私が注目しているのは、12月のFRBの金利引き上げ幅です。

これまでは、0.75%がコンセンサスでしたが、0.5%程度に落とす可能性がありそうです。

理由は、ドル円と相関性の高いアメリカ国債利回りが低下傾向だからです。

なぜ、アメリカ国債が低下しているかというと、WSJが「FRBは11月FOMCで0.75%の利上げをし、12月以降に利上げ幅を縮めていくことをいかに織り込ませていくか議論する見通し」と報じたことがきっかけだと思います。

これによりドル金利が下落して、じり安になる可能性がでてきています。

10年債のチャートを見ると4%割れしていた金利が現在はアメリカの経済指標の発表によって4%台まで戻っています。

2年債の利回りの日足を見ると、きれいにドル円と相関されています。

FRBは年末までに利上げペースを鈍化させる可能性が高いと見ていますので、かりにドル金利が低下すれば、相関性の高いドル円は反落するでしょう。

米国債2年・10年・30年債の利回りはいずれも上昇したものの、週間では大幅に低下しています。

問題は、アメリカのCPIがどうなるかですが、このあたりは経済指標によって大きくFRBの政策もぶれそうですので、今は短期ではドル円の戻り売りを主体に考えています。

短期的にはドル円の下落に警戒です。

FRBの12月以降の金利引き上げ幅と債権利回りに注目しています。

    

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