FXで勝ちたかったら読みなよ! 11月12日(土)ドル円まだ下がる!?

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11月12日(土) ドル円はまだ下がる !?

この写真は、11月10日の午後のスワンナプーム空港の写真です。

大混雑していますね。

1時間に20~25便が着陸し、毎日約57,000人が飛行機で到着しており、そのうち約49,000人が外国人で、インド人、韓国人、シンガポール人、マレーシア人が多いそうです。

現在タイは観光ハイシーズンで、日本人を含めたノービザで入国できる人たちは、45日間滞在できます。

今週の為替マーケットは、稀にみる大きなボラティリティでしたね。

その要因は、11月10日夜に発表された10月の米消費者物価指数上昇率です。

結果は、前年同月比は7.7%で9月の8.2%から鈍化して市場予想の8.0%を下回りました。

コア指数の上昇率は前月比で0.3%となり9月の0.6%から鈍化して市場予想の0.5%を下回り、前年同月比は6.3%で9月の6.6%から鈍化して市場予想の6.5%を下回りました。


この10月のCPIの結果により、アメリカの高いインフレ率がピークアウトして、FRBの利上げのペースが鈍化あるいは、近く停止されるという期待からドルが急落しています。

先日のFOMCで12月の利上げペース減速の検討が示されていましたが、10月のCPIの鈍化により、12月の利上げ幅は0.5%になると予想しています。

さらに年明けは、0.25%に鈍化していくことがマーケットのコンセンサスになりつつあります。

しかしながら、CPIが下がったとはいえ、2年前は2%前後の水準だったわけで、この水準までCPIを落とすのは容易ではないと感じています。

今週のドル円相場は、147.15から138円台まで下落しており、1週間で10円近くも下落するという大暴落となっています。

米10年債利回りが3.81%まで大きく下落しており、ドル円は米国債利回りの下落に伴って今後も下落する可能性が高いです。

先週のブログでは、140円くらいまでドル円は下落すると指摘しましたが、ドル円はアメリカ債権利回りが下落すればさらに下落して、135円あたりが直近のターゲットとなりそうです。

したがって、今は安易にドル円を買ってはいけません。

買うなら日本時間の早い時間に買って、15時頃には売るという短期で利ザヤを稼ぐこともあり得ますが、アメリカの債券利回りが下落している限り、基本は大きな流れから逆らってはいけません。

長期ではドル円は上昇すると見ているのですが、買い場を探すのはもう少し先になりそうです。

底辺にあるのは、日銀が大規模金融緩和を開始して10年近く経っても、利上げできる経済・物価状況を実現できなかった、ということがあります。

日本の物価が上昇しているといっても、賃金上昇が伴っていないので、資源価格が下落したら、落ち着いてくると思っています。

要するに、日本は利上げが出来ないのです。

利上げをすると、途端に住宅ローン金利や企業の借入金利が上昇し、日本経済は急速に経済が冷え込みます。

日本は利上げを出来る状況ではないので、円高も継続的に進むとは思えません。

今は、アメリカドルの下落による円高ですが、長期的にはドル高円安が進むでしょう。

そうはいっても、アメリカの経済指標と債権利回りを注視しながら、短期的に当面はドル売り戦略です。

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