12月3日(土) ドル安へトレンド転換!?
日本やりました!スペイン撃破!
ワールドカップ予選でドイツとスペインを破って1位通過は快挙ですね。
コスタリカに負けスペイン戦の前は正直期待していなかったですが、夜中起きて見た甲斐がありました。
ドイツとスペインに勝ったので、次のクロアチア戦も期待が高まりますねー
11月のブログでもご紹介してる通り、今週は、ドル円相場が大きく動きました。
きっかけは、11月30日のパウエルFRB議長による発言です。
内容的には、利上げペースを12月から緩やかにする、また、インフレの早期鎮静化のために
一段の大幅利上げを実施して経済を破綻させることはしない、という内容です。
そもそも、マーケットは12月のFRBの利上げは0.5%がコンセンサスになっていたので、
利上げペースが落ちることは驚きはないのですが、この発言によって、米ドル/円は3円以上
も円高になっています。
アメリカ2年債の利回りも下落傾向です。
チャートを見てもさらに下落しそうですね。

ドル円は完全に151円でピークアウトしています。
理由は、これまでこれまで日米の金利差拡大をマーケットが織り込み過ぎていたためです。
為替相場は、常に先読みして動きますので、FRBがこの先金利引き上げを停止し、アメリカ経済の鈍化と減速により、将来利下げすることまでを織り込もうとするとドル円はさらに反落していきます。
日米金利差拡大は終わりを告げており、この先ドルが上がっていくイメージは持てません。
ただ、警戒するべきことは2つあって、一つは、短期間で大きく円高に振れているので、来週は
一時的にドル高方向に戻る可能性があります。
また、アメリカのインフレが鎮静化せず、ターミナルレート(利上げの最終地点)が、
想定の水準よりも大きく上がっていくリスクです。
私はインフレはそう簡単に落ちないと思っているので、このターミナルレート引き上げリスクを
以前から気にしています。
したがって、今後発表されるアメリカのCPIは注目です。
ただ、基本方針は、米ドル安方向にトレンドが変化したことを前提にドル売りで望みます。
最後にシカゴIMM投機筋のドル円ポジションをみてみると、日本円の売りは減少傾向にあります。
これまで日本人投資家がスワップ狙いのドル円を買いは破綻して損切りが誘発してています。
ドル円の売りが売りを呼ぶ展開になったことがうかがえます。

ドル円は戻り売り戦略で、130円割れするか注目です。
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