FXで勝ちたかったら読みなよ! 12月24日(土)  2023年予想 !

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12月24日(土) 2023年予想!


今日はクリスマスイブでバンコクも暑い中、イルミネーションがいたるところで飾られてクリスマス気分です。

今年もあと残り1週間となりました。
今日は今年最後の投稿なので、2023年のドル円の予想をしてみます。

12月20日に日銀が突然の政策変更を発表しました。

これまで、YCC(イールドカーブ・コントロール)で、10年物金利の変動幅を0%±0.25%としてきましたが、この変動幅を±0.50%へと拡大しました。

黒田総裁の会見では、
「債券市場では市場機能が既往ボトムまで悪化している。国債金利は社債や貸出等の金利の基準となるものであり、こうした状態が続けば、企業の起債などに悪影響を及ぼす恐れがある。従って、バンド拡大を通じて金融緩和波及効果を高めることが、政策の持続性に資する」
と説明しました。

これは本当に驚きでした。

マーケットは完全に意表を突かれて、円はどの通貨に対しても大幅に急騰しました。

私も、日銀が金融政策を変更するのは、どんなに早くても新総裁に変更した後の2023年4月以降だろうと思っていました。

ポジションは全く持っていなかったので、全くダメージはなかったですが、こういう時にためにストップロスは必ず設定しないといけないですね。

ところで、今後の日銀の金融政策がどうなるか、ということが最大の関心事です。

これまで、日銀は金利を上げたくても、上げられないと見ていました。
理由は、金利を上げると国際価格が暴落し利払いが急騰して、国債を大量に保有している日銀は大幅な債務超過になるからです。

日銀が保有する日本国債は546兆円で、日本政府が発行する普通国債残高は1026兆円です。

つまり、日本国債の半分以上は日銀が保有しています。

この異常な状況がいつまでも維持できるとマーケットは考えていません。
何かのきっかけで債権売り、株売り、円売りを仕掛けてくる可能性は高いです。

一方で日本の財政規律は緩みっぱなしで、先日も過去最大規模の政府予算が可決されましたが、35兆円以上の新規国債発行で不足する財源を賄っています。

ちなみに、新規国債発行が30兆円を上回るのは、リーマン危機後の09年度から15年連続だそうです。

財布債務残高のGDP比をみると、日本はGDP比250%の借金を抱えており、ギリシャよりもひどい状況です。ヤバいです。

もっとも、日銀が債務超過に陥り、日本政府がデフォルトを起こすといったことは、日本にある
外貨準備や経常収支の状況から今の時点では低いのかもしれません。

日銀の政策の話に戻すと、仮にYCCのバンド幅を0.75%に拡大したりマイナス金利政策を解消するといった金融引き締めに動いたとき、ドル円に限らず、多くの通貨で円はさらに上昇すると思われます。

認識しないといけないことは、アベノミクスによる長期入緩和政策は終わったということです。

よって、しばらくは、乱高下を繰り返しながら、いったん円高に推移する可能性が高いように思います。

ただ、ファンダメンタルズ的には円を買う理由はないので、ドル/円は120程度まで一旦は上がるかもしれませんが、2023年は、日銀の金融引き締めに限界をマーケットが感じれば、140円程度まで戻るというイメージです。

この円安になるという私の考えの根底にあるのは、日本衰退の危機感です。

・日本は人口減少社会で、極端な少子化なので将来は老人ばかりになります。

・政治は硬直し規制緩和やイノベーションが起きず、いつまでもバラマキ政策で財政健全化が全く見えません。
・世の中の変化に適応できず、自由な発想が阻害され、閉鎖的で構造改革が出来ない多くの日本企業は国際競争力を失っています。
・日本をけん引してきた自動車産業がEV化で衰退すると、すそ野の広い自動車産業に関わる多くの企業が倒産します。

ちょっと思いついたことをあげたのですが、特に海外から日本を見ていると、日本円を持っていることがリスクでしか感じなくなります。

長期的に日本は国力を失い日本円の価値は減少して、円安になるという予想に変わりはありません。

したがって、2023年の前半は日銀が金融緩和から正常化の動きを拡大するのであれば、円高になりますが、日銀が金融正常化するのは、大きな痛みを伴います。

記憶に新しい出来事は、イギリスのトラス政権の失態です。

代替財源のないまま大規模な減税に走ろうとした結果、債券・通貨・株のトリプル安となり、

トラス政権は崩壊しました。

日本は大規模緩和の下で市場と向き合わずに野放図な財政運営を続けています。

日本がイギリスのようにマーケットから”NO”を突き付けられる日も遠くないと思います。

その時は、為替についていえば、大幅な円安を招くことになります。

2023年は、世界的な金融引き締めにより、バブルが崩壊するような大きな金融危機など
波乱の可能性が高いです。

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