5月13日(土) ユーロドル5月中に反転上昇か?!
今日は藤井聡太竜王と渡辺明名人の名人戦第3局です。
両者はこれまでに21回対戦があり、藤井竜王が18勝3敗で大きく勝ち越しています。
第1局、第2局と藤井竜王が連勝していますので、第3局で藤井竜王が勝てば王手が掛かりますね。
藤井竜王がんばれ!
今振り返ると、2022年は円安ドル高トレンドが強くとても分かりやすい相場でした。
2023年は本当に難しい相場になっています。
ドル円はレンジ相場でトレンドが1週間交代のようにコロコロ変わります。
今はドル高円安になっていますが、この先もドル高円安が続くとは思えません。
ユーロドルに関しては、多くの投資家のコンセンサスはドル安ユーロ高でした。
ファンダメンタル的には、ユーロはまだ利上げを継続する方向で、インフレも落ちていないユーロは強くなり、利上げが最終局面の米ドルは下落するという流れを考えるのが普通です。
ところが、この数日はドル高ユーロ安が続いています。

私はしばらく前にドル買いユーロ売りをしていましが、理由は多くの投資家がドル下落ユーロ上昇を予想しており、こういう時は逆に動くことがこれまでの経験上多いからです。
株に関してもアメリカの債務上限問題やアメリカの地銀を巡る金融システム不安の再燃問題により、短期的に下がりやすいとされてきました。
そもそもアメリカの金融引き締めにより、2023年は株価は下がりやすい傾向にあったわけですが、ナスダックやS&Pなど株価指数は年初来高値に迫る勢いで上昇しています。
これも為替と同じで、皆が同じ方向に向いているときは逆の方向に相場は向かいやすい、という典型例のような気がします。
プロの機関投資家はお金を預かって運用しているわけですから、株が大きく上昇しているときに自分だけ株を持っていないと評価が落ちますし、自分のパフォーマンスが他の機関投資家と比べて悪いとすぐに仕事を失うような世界です。
そうなると、相場上昇時にはトレンドに乗るしかないわけで、高値で買いにいきます。
安値で仕込んでいた機関投資家たちは、そこで利益確定売りを出来るのですが、高値掴みした人たちはたいがい損失になることが多いです。
狙い目はユーロドルが下げ止まるであろう1-2週間後に少しづつユーロ買いドル売りを仕掛けることです。
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