8月13日(日) ドル円は短期下落リスク?!
昨日はパタヤで初めてゾウに乗りました。
思ったより見晴らしがいいし、楽しい!

昨日は注目のアメリカの7月CPIが発表されました。
結果は、前年比3.2%、(予想3.3%)でした。
また、消費者物価コア指数は結果4.7%(予想4.8%)となり、市場予想を若干下回る結果
になりました。

上図のようにアメリカのCPIは順調に下げてきていますが、ここから2%まで下げるのは簡単ではないと思います。
原油価格も上昇していますし、サービス価格が下落していないことでCPIはここから少し反転するかもしれません。
ただ、4%を超えて大きく反転するようなことが無ければ、FRBの利上げはあと1回か最大でも2回で終了するので、来年の利下げ時期を探る展開になると思います。
懸念事項は、度重なる利上げによりアメリカでも企業の倒産件数がかなり増加しており、金融危機に発展する可能性がくすぶっている状況です。
金融危機は何がきっかけで起きるか分かりませんが、先日のフィッチによるアメリカ国債の格下げなどもネガティブなサプライズです。
今週は日本はお盆休みでマーケット参加者が少ないので、リスクを高めないほうがいいでしょう。8月は特に円高になりやすい傾向が強いので、短期的にはドル安円高に注意です。
ところで、クロス円の中長期的な方針はあくまでも円安です。
先日、日銀がYCC(イールドカーブコントロール)の運用を緩やかにしたことは、本来は円高要因なのですが、マーケットは、植田総裁は来年の春闘の賃上げを見るまでは何もしないという
安心感から円売りを仕掛けています。
トレンド反転のシグナルが出るまでは、ポンド円などクロス円の押し目買い継続です。
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