5-2 リフレクティング

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5 FX取引でポジションの取り方

5-2 リフレクティング

新しく通貨を買ったり売ったりすることをポジションを取る/建てると言いますが、ポジションの取り方にもいろいろあり、同じポジションを持つにしてもそのやり方が異なると結果も大きく変わってきます。

代表的なポジションの取り方としてピラミッティングリフレクティング利乗せ取引の3つがあります。

今回は「リフレクティング」という手法をご紹介します。

5-1 でご紹介したピラミッティングはより積極的に利益を追求してく手法です。

今回ご紹介するリフレクティングは、利益を確定しながら慎重にトレードする手法です。

利益が出たらポジションを反対売買することで手じまって、利益を確保したあとに新規で買い上がるという手法です。

利益を確保しながらトレードができるので、私もよく利用するトレード手法です。

トレードの例をあげますと、①1ドル100円で10万USドルを買い、101円に上昇したら
売却します。②その後、101円20万USドルを新規でポジションを持ち、102円で売却します。③更に102円で30万USドル買って103円になったら利益確定します。


①100円 10万USドル購入 → 101円で売却  10万USドル× 利益1円=プラス 10万円
②101円 20万USドル購入 → 102円で売却  20万USドル× 利益1円=プラス 20万円
③102円 30万USドル購入 → 103円で売却  30万USドル× 利益1円=プラス 30万円

合計で60万円の利益となります。

相場が一方向にずっと継続して上昇や下落するということはまれなので、大きなトレンドが出たときは別にして、普段のトレードではこうした利益を確保しながら取引をするほうが望ましいと言えるでしょう。

ちなみに、私の場合は、利益が出たときはポジションの半分程度を利益確定して
残りの半分は継続保有します。


トレンドが継続しそうであれば、さらに買い足して目標価格に到達したら
半分のポジションをまた売却します。

あるいは、押し目買いをしてポジションを増やしたりします。

このように、いろいろな投資手法を参考にしながら、皆さんのスタイルに合わせて
アレンジしていってください。

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