
FX初心者がいきなりFXトレードで勝つことは簡単ではありません。
相場は上がるか下がるかだけなので、適当に売買しても勝つときはあります。
また、ビジナーズラックというのも聞きますが、ラッキーだけで勝ったとしても
一時のことで、やはり継続してトータルで勝つことが大事です。
特にFX初心者の場合、テクニカル分析を一通り覚えて、いろいろなブログや本など
で勉強しても負けが続くことがあると思います。
負けが続くというのは、初心者でなくても誰しもが経験することです。
たとえ、勝率が5割でも大きく負けて小さく勝っているようでは、そのうちにトータルで
資金が底をついてしまいます。
このブログでお伝えしたいのは、次の2つです。
①マーケットの流れに乗る
②中長期的視点を持って売買をする
マーケットの流れに乗る
相場はよく言われることですが、すべての参加者の思惑や材料を織り込んで動いています。
どんな通貨でもいいのですが、たとえば、南アフリカランドが円に対して上昇するばあい、
南アフリカランドが買われて、円が売られているわけです。当たり前ですねー
その場合、マーケットに参加しているのなかで、南アフリカランドが上がると思っている人が多く、
より多くの資金が南アフリカランドを買っているため、買われる通貨が上昇するのです。
実際は、多くの人というよりも、多くの資金を持っている機関投資家や投機筋などがマーケットを動かすことが多いですが、とにかく、ある通貨が上がるか下がるかは全てが需給の関係です。
相場はテクニカル的な要因と政治的、経済的なファンダメンタル的な要因で動きますので、
そこはどちらも勉強して、すぐに実践できなくても理解しようとする姿勢は必要だと思います。
チャートが動くのも市場参加者の売り買いで動いているので、大きな流れをつかんで売り買いをするという意識が大事です。
要するに、動きが分かりづらい相場では売り買いをしないということです。
わかりやすい局面を待ってエントリーすることが重要です。
チャートだけ見て、いろいろな指標を参考にして分析することは大前提ですが、一つの
テクニカル指標にこだわりすぎたり、インジケーターが出すサインだけを根拠にトレード
するとなかなかうまくいきません。
中期的な視点に立ってトレードする
マーケットはいろいろな要素をすべて織り込んで動いています。
実際に政治的、経済的、実需などファンダメンタル的な要因でマーケットは動きます。
しかし、この流れを全てつかんでトレードすることは不可能です。
ですから、自分である程度シナリオを作って、仮説を立てることがとっても重要になります。
自分が書いたシナリオから違う方向にマーケットが向かったら、そこはすぐに損切りするべきです。
なんとなく相場が上昇しているから買い、みたいなトレードではいつになってもコンスタントに利益を出せません。
様々なチャートを確認した上で、エントリーポイントやタイミングを決めて、どこで損切りするのか、といった戦略をしっかり立てることです。
こちらのページで<自分だけの取引ルールの確立>についてご紹介していますので、参考にしてください。