11月18日(土) ユーロ豪ドル売り?!
ユーロ圏の経済はとても良いとは言えません。
ところが、ユーロ/円は続伸しています。
15年ほど前に一度、ユーロ相場の大きな上昇期間がありました。
その時は、ユーロが第二の基軸通貨になるという期待感から大きく買われていました。
一方で、今のユーロ高は円に対しては強いですが、他の通貨に対しては軟調な展開です。
先週のコラムでも指摘しましたが、ユーロが上昇するようなファンダメンタルズ的な経済環境はほとんど見当たりません。
現在のユーロ高円安はあくまで円安であり、ユーロ高ではないということを認識して
おいたほうがいいです。
今年に入って、円はユーロだけではなく多くの通貨で円は大きく下落しています。
たとえば、スイスフランに対しては、円は今年に入ってから35円も下落しています。

ユーロ円も11月初めからジリジリと円安が進行しています。
ただし、昨日、突然ユーロをはじめ多くの通貨が円に対して下落しました。
さして材料になるようなことは無いので、一時的なことだと思いますがもうしばらく様子を見たいところですね。
私のユーロ売り戦略は変わりませんが、かといってユーロ円を売るのはダメです。
日銀の為替介入で円は一時的に上昇することはあるかもしれませんが、やはり長期では円売り継続の方向は変えていません。
FX戦略としては、中期的な目線で、ユーロフラン売りとユーロ豪ドル売りを推奨です。
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